タイヤ修理ついでに、ふらっと近所巡り【アサヒビール大山崎山荘美術館】に行ったお話【その2】

自転車×日記

いよいよ大山崎山荘美術館に入っていきます。
自転車は入口手前の駐輪場において、ここからは徒歩。SPDシューズで正解。

美術館といっても収蔵品ではなく、大正時代に建築されたという山荘自体に興味があるので見に来たわけですが、特別展の案内がショッキング!

え!?みうらじゅん氏って…

はい、ご本人さんはご健在ですが、いつそうなってもいいようにと、先に遺品店をされているという面白い展示です。ますます興味がわいてきた!

この一帯は庭園になっているので、ゆっくり200mほど庭園をお散歩しながら山荘へ向かいます。

門構えがレトロで好きな形。

山荘に到着!!大正から昭和の素晴らしく風情のある建築じゃないですか!

旅ライドをたしなむ私ですが、こういうモダンレトロな建築にめっぽう弱い。
だからこそ、今回ここを訪れたわけですが。

本当は館内のしつらえや調度品も撮りたかったのですが、残念ながら館内の撮影はNG。
美術品はともかく、建築物として撮っておきたかったけど、ここは我慢ですね。

しかし、今回の特別展。みうらじゅん氏の計らいで一部撮影可能エリアが設けてありました。さすが!!(ちなみに商用利用はNGです。)

遺品展とは、氏の生前(?)の「マイブーム」を整理し、赤裸々に展示するという一風変わったものですが、これが結構自分的には刺さりました。
人それぞれ生きていくうちにマイブームがありますもんね。

氏いわく「たとえ夜中に書いたラブレターを翌日に見返して、どうしようもなく恥ずかしくなって結局書き直したとしても、前の日に書いたものは絶対に捨てないという覚悟。」をもって、収集したものを捨てずに置いてあるものが遺品だと。うーん。深い(笑)。

私も旅人として、いろんな記録と記憶を忘れずにとっておくようにしよう!
と誓ったのでした。

まあ、とにかくいろんなブームがあったようです。

さて、山荘内部巡りも大切です。2階には大正レトロなカフェが入っていて、遠景が見渡せるテラスでティータイムが可能です。
街のおしゃれカフェにはよう入りませんが、こういう静かなところはむしろ一人で珈琲をたしなみたい。
と思ったら、満席でした。ざんねん。

しかし、このカフェエリアは観覧&撮影も可能だったので、お客さんの迷惑にならないように撮影させてもらいました。

はるか向こうには、さくらであい館や石清水八幡宮が見えます。
あとで行こーっと。

山荘の中庭だったり…

外観だったり…

大正レトロな山荘をしっかり楽しんで、美術館を後にします。

あ。みうら氏のとびだし坊や。いや、とびだしおじさんだ!

庭園のトンネルをくぐって、山荘美術館エリアをでます。あー、楽しかった!

ロードバイクに乗ってなかったら、博物館や美術館に興味なんか持っていなかった私。
けれど、旅の先々で見聞き感じたことが、様々なことに興味を持たせてくれて、今は旅の動機にいろんな興味を結び付けて楽しむようになりました。

今回はご近所ライドでしたが、やはり今まで来ることがなかった場所。
ロードバイクに感謝しながら、また一つ体験と学びと感動を得ることができた!

というわけで、アサヒビール大山崎山荘美術館編はおしまい。

それでは今日はここから、石清水八幡宮へ向かいましょう!!

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