2022年も早いもので、あっという間に大晦日。
このブログを始めたのが、2022年の1月だったのでちょうど開設1年にもなりますね。
なんでも区切り事は大切なので、この年の走り収めと1年の安全のお礼参りを兼ねて、北摂の有名なお寺でありヒルクライムポイントである「勝尾寺(かつおうじ」へ行ってきました。
この日に初めて気が付いたのですが、なんと勝尾寺にサイクルラックが設置されていました!
今まではなかったように記憶していて、そのために入り口では毎回写真を撮るけれど、駐輪ができないのでお参りは基本的にパスしていたんですよ。今回なんという奇遇。
ちょうど同じことを隣に停めているサイクリストさんも思われたらしく「これで参拝できますよねー。」とおしゃべりをしちゃいました。やはり北摂民共通の認識だったんだ。
さて、今回は1年の締めにきちんと参拝しようということで、きちんと入山料(400円)を支払って入ります。レシートに消費税が含まれないあたり、さすが宗教法人だ…。
勝尾寺といえば、その名のとおり「勝ち運の寺」として、北摂界隈ではあまりにも有名。七転び八起きの精神を体現しているのが、おなじみのダルマさん。
山間部にあるので、境内はかなり広くかつ立体的。つまり階段が多くて疲れるんですが、この「勝ちダルマ」さんが、境内のいたるところにいらっしゃいます。
隠れダルマを探せ!みたいな感じで、「あ、こんなところに」とか気が付いてみたりと単純に楽しいので、意外と気が紛れて階段のつらさは感じません。
こちらは奉納の勝ちダルマたち。
願掛けをして片目のダルマを持ち帰り、願いが叶ったらもう一方の目を入れて奉納するのが勝尾寺の流儀です。
階段の上まで続く奉納ダルマたち。こうやって見ると、とてもたくさんの人が何かに打ち勝って願いをかなえているのですね。
ちょうど中央に位置するのが勝尾寺のご本堂。ここで、1年のお礼のお参りをします。
ちなみにこの日は大晦日なのですが、思ったよりずっと人が少なかったです。どちらかというと初詣に来られる方のほうが圧倒的に多いとか。
確かによく見ると、境内は大体お正月の仕立てになっていますね。
これが地元で有名な「ダルマみくじ(500円)」。この小さなダルマさんの中におみくじが入っているんですよ。おみくじは年明けに開封することにして、ここで一体をお買い上げ。
おみくじを抜いたら素敵な置物になるのですが、持って帰るもよし。境内に置いて帰るもよし…と書いてみたけれど、本当かしら?
とにかく境内に数多あるのは、このダルマみくじのダルマさんです。
多宝塔があるので、真言宗のお寺であることがわかりますね。
赤・朱・紅…とにかく「あか」が映えるのが勝尾寺のもう一つの特徴。冬ですが植え込みも赤く色づいています。これが秋の紅葉の時期なら…。
そう、勝尾寺は紅葉の時期にはあまりにも人が来るので、周辺道路が一方通行になるほど。
何気に置かれたダルマさんも絵になる。カップルまたはつがい(?)のダルマがシュールでいて愛らしくもあり。
境内をぐるっとお参りして約30分。サイクルウェアのままでは少し肌寒いので、これくらいの時間が限界です。
帰りのゲート付近には、明日のお正月に開店するのであろう、カステラならぬ「カツテラ(≒勝つ寺)」が。なかなかのパワーワードでご利益ありそうです。きっとダルマ型のベビーカステラに違いない…と勝手に想像。
こんなにダルマを推さんでも…。と思いましたが、最近結構見かけるフリー演奏用のピアノ。考えようによっちゃあロックな感じもします(笑)。
可愛くも”いかつい”ダルマみくじさん。すいませんが、しばらくジャージのポケットに入っておいていただきますね。
ということで、無事に2022年のお礼参りを終えた私。
よく考えるとライドの記事ではなかったですね。まあ、自転車乗りの日常ということでご容赦ください。
北摂のヒルクライムポイントである勝尾寺に、きちんとお参りしてきましたよ。というお話でした。北摂民は登り切って休憩するだけでなく、たまには参拝してくださいね。
おしまい。
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