サイクリスト御用達!「CADENCE」でランチしたら「門戸厄神」は厄除大祭だった日【自転車×日記】

自転車×日記

平日にお休みをとれたので、今日も少し走っておこう。

毎年、年末年始にはお礼参りや初詣など、何かと理由をつけて恒例ライドをしているのですが、もう一つ「厄除ライド」というのがありまして。

阪神地区で有名なお寺「門戸厄神」さんへ「厄除祈願」に行くのにちょうどよい日でもあったので、この日は西宮方面を目指して走ることにしました。

サイクリスト御用達!本格バーガーショップ「CADENCE」さん

西宮へのルートは国道沿いがシンプルに近くて早いのですが、味気ないので立ち寄りポイントをいくつか決めて走ることに。

そのひとつ目にしたのが、北摂サイクリスト界隈で有名な「CADENCE」さん。遅めの出発だったので、ここでランチをいただいてからライドスタートという行程です。

休日の食事に狙って行くこともあったんですが、大抵いっぱいのことが多く、食事を諦めて素通りすることが幾度かあったのでタイミングが合えば寄ってみたいな。というのがありまして。

この日は確か水曜日。お店が開いているかも確認せずに行ったのですが、幸いにしてランチ時に空いていました!ラッキー!

恐る恐る入店してみると、店内はサイクリストコミュニティーの跡があちこちに。写真やアイテムからサイクリストに愛されているお店であることが伝わってきます。

サイクルジャージで気兼ねなく入れる居心地の良いお店です。何より店主ご夫婦の若さと気さくなお人柄が素敵ですね。

店内の様子に浸る前に、まずは注文しないと…。

たくさんのメニュー表の中から選ばれたのは「てりやきたまごバーガー」。ちょうどインスタでテリヤキソースの素になるお醤油が紹介されていたので。

それにしてもこのボリューム感よ。串でささってるバーガーを食べるのは初めてですよ。これどうやって食するのだろう…。

マスターに聞いてみたら食べかたは自由ですって(笑)。テーブルにバーガー用の包み紙があるから、少し圧縮して思い切ってかぶりつく作戦でいくことにしましょう。うん!ボリューミーで美味しい!!

偶然にも店内は私一人だったので、マスターご夫婦とゆっくりお話しをすることができました。

CADENCEさんといえば、北摂のライドイベント「ぽたんぷ」そして「ぽたんぷ2」の仕掛人として頑張っておられた方。私も参加して存分に楽しませていただきましたので、そんなぽたんぷの話やら、私の旅の話やら…、自転車を肴にお食事をするのもいいものですね。とても楽しい時間を過ごすことができました。

飛行機と写真を撮ろう!「伊丹空港・千里川の土手」

ランチを終えて本格的なライドのスタート。次に目指すのはルートの途中にある「伊丹空港」です。

飛行機と聞いたらテンションが上がるのは、昭和男子ですので仕方がない。

ゴォオーーーォォ……

ジェットエンジンだったりプロペラエンジンだったり、迫力のサウンドが聞こえてきます。

伊丹空港の南端。ちょうど滑走路へのアプローチラインの途中にあるのが「千里川の土手」。インスタで急激に認知度が上がりましたが、着陸寸前の飛行機を間近で見られるポイントです。

休日ともなれば親子連れでいっぱいになる場所ですが、平日のこの日はいわゆる本気系カメラマン数名だけがいらっしゃったので、自転車を立てて存分に撮影を楽しむことができました。

曇り空だったことだけが惜しかった!

見ればみるほど、なんでこの鉄でできた乗り物が空を飛べるんだろうと不思議です。

ちなみに伊丹空港周辺には、飛行機の撮影ポイントが本当にたくさんあって、フォトライドだけで考えても1日の行程が組めてしまうほど。

たまにはこういう写真もいいですよね。

厄除の神様「門戸厄神・東光寺」

豊中→伊丹→西宮と走って、目的地に到着です。

「門戸厄神・東光寺」言わずと知れた、阪神地域の厄除の神様です。

毎年ここで厄除の護摩木とお札をいただくことが私の習わし

大厄の時に何事もなかったのは、この厄神明王様のおかげだと思っています。

それにしても、平日だというのになぜか人がいっぱい…というか単純に混んでいます。

そういえば駅のあたりからすでに人出があって道沿いには屋台がならんでいました。

この日、行ってみてわかったのですが「厄除大祭」の日でした。そりゃあ混むわけだ。

いつものとおり護摩木を買ったら急に移動を制限され、いきなり身動きが取れなくなった…と思ったら、何か始まりましたよ!

あまりにも人が多いので境内に通行制限をかけているのですが、それは中央にある「大護摩」のため。

この煙をかぶると厄が洗い流されるので、みなさん集まってこられるわけです。

せっかくのタイミングに居合わせたのだから、大護摩の儀式を小一時間じっくり体験させてもらいました。目の前が真っ白になるほどの煙をかぶったので、きっと今年もいい年を過ごせると思います。

大護摩の後には、しっかり本堂と本堂裏の厄神明王様と不動明王様にお参りをしておきましょう。

結局、門戸厄神さんには90分ほど滞在。なかなかの迫力でした。

迫力といえば、境内の外構にこのような龍の壁画(?)があるのですが、立派なんだけど龍神様というよりドラゴン的な感じにいまだなじめない私。

この写真だけではきっとお寺ってわからないと思う…。

さあ、帰りの楽しみはこの「縁日」。大通りの参道には所せましと屋台がならんでいます。

コロナの最中、こういった光景はずっと見られなかったので、大分世間が元通りになってきたのだなあと感慨深いものもありますね。

いろいろなお店をのぞき込んで楽しみますが、私はやっぱり「りんご飴」。大玉をひとお買い上げしてサコッシュに投入。お家でゆっくりといただきましょう。

ずいぶん長くいすぎたので、ミッションを済ませたら国道沿いにまっすぐ帰宅。結果として約3時間、60kmのプチライドとなりました。

これで今年の厄払いと年末年始のライドイベントを無事に終えることができました。

今年も健康・安全に過ごせますように。

おしまい。

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