今年もやってきました!関西の自転車の祭典【CYCLE MODE RIDE OSAKA 2023】!!(以下、サイクルモード)
ところで、2023年はアクションカメラやドローンを導入したので、記事のパターンを少し変えてみました。
というところで、まずはコチラをどうぞ!
…という1日の模様でした。これからは動画も取り入れていきまーす。
時は、2023年3月4日(土)
2日連続開催のうち初日の方に、「太陽の塔」でおなじみの「万博記念公園」に行ってきました。
家から自転車で約20分。北摂で開催なんてとても便利で嬉しすぎる。
9時30分開場ですが、その30分前に乗り込みます。
会場の入り口にはすでに長蛇の列が…とはいえ、ロードバイクブームの2010年代に比べるとずっとまし。受付~入場のオペレーションも向上していて、ストレスなく入場することができました。
朝一番でも、そこそこの込み具合。
公園広場に所狭しと並ぶブースとのぼりがフェスティバルっぽくていいですよね。場内マップもあるけれど、見てる暇なんてないくらいどのテントも魅力がいっぱいです。
さて、昨年に引き続き今年も親子2人での参加。昨年E-Bikeのブースでくじ引きしてスマートウォッチを当てたことに味を占めて、子どもは試乗ではなくプライズ目当て。一方の父親は、昨年逃してしまったアパレル&物販狙いです。
今年の試乗は2台だけ。それくらい、試乗以外に魅力があったサイクルモードだったのですが、そのあたりはのちほど。
1代目は、E-BIKEメーカー「evol」の「mini」。少し懐かしい感じがする20インチのミニベロです。
これくらいのサイズになると折り畳み機構は不要な気がしますが、自動車に乗せたい層もいるとのこと。たしかに自動車×E-BIKEなら、どこへでも出かけられそう。
このマシンの面白いところは、ぱっと見でバッテリーBOXが見当たらないところ。聞いてみるとなんとシートポストがバッテリーになっている!これはスタイリッシュですね。
肝心の乗り午後地ですが…「パワーがすげえ」。モーターの違いなんてわかりませんが毎年ここでE-BIKEにまたがるたびに出力の強化とスムーズさに驚きます。きっとこれも進化なんでしょう。
このバイクに試乗したのは子どもの声あってのもの。なぜなら「試乗したらサドルバッグプレゼント」だったから。(笑) evolさん、ありがとうございました。
次の試乗車は、日本のE-BIKEの先駆け「YAMAHA」。今回はグラベル仕様をラインアップに加えてきました。その名も「WABASH」(ワバシ)!
フロントシングルのGRX組みで、グラベルの本気度をアピールしています。フレームデザインもスタイリッシュに仕上げてきましたね。
ロードレーサーモデルよりもこういったグラベルやオフロード仕様の方がE-BIKEにはマッチするように思います。悪路の方がアシストの恩恵にあずかれますからね。
WABASHの本気度のひとつ「ドロッパーシートポスト」。初めて触りましたが、ハンドルのレバーひとつでシートポストが上下します。確かに腰高のロードポジションでは走れない路面もあるわけで、悪路には必要な装備なんでしょう。
このWABASHでは2kmのロードコースのほか、100m程度ですがグラベルコースも試走しました。そもそも重いバイクなので、フロントにサスペンションを付けてもいいんじゃないかな、というくらいにはグラベル路面で暴れてくれました。
そうそう、電子上の進化も目覚ましく、このバイクにはアシストの「オートマチック」設定がありました。もはやアシスト強度をマニュアルで決める時代ではないんですね。
進化やバリエーションはすごいけれど日本での売り上げ的にはどうなんだろう。でも海外ではこういうパッケージングがウケそうだな、と根拠なく思った私なのでした。
個人的に欲しくなったのがこれ。「ペダリングでコーヒー豆が挽けるくん」(勝手に命名)
信州のプロモーションブースにあったんですが、リアのスプロケットから別のチェーンラインでコーヒーミルに動力を伝えています。
かねてから、家でのローラー台練習の動力を何かに活かせないかと考えていた私にとって、衝撃的なユニットなのでした。
朝起きてローラーで一汗かいて、コーヒーを飲む。素敵な自転車生活だ。ちなみ一人分の豆は約3分で挽けちゃいました。
栗村さーーん!!初めてご本人を生で拝見いたしました。
自転車界の重鎮なのにとてもユーモラスな方。自転車社会を豊かにするため日々頑張っておられます。J-sportsでの解説が大好きで、とくにサッシャさんとのコンビは個人的に最強コンビですね。
タイムスケジュールで異なるゲストがトークされるのですが、こういった催しもこのイベントの好きなところです。
メーカーブースはいつ行っても人でいっぱい。最近はロードバイクを試乗する理由がなくなったので、見て回るだけです。とにかく、今の空色Cervelo号に満足しきっているのでした。
Cerveloで興味があるのは「Soloist」。現在のロードモデルはR5とS5だけ。実質的にはハイエンドしかラインアップされていないので、日常使いできる(それでも随分高価だけれど)ロードモデルとなると、私のターゲットはこれになります。
でもCerveloは試乗なしの展示のみ。いつも思いますが、このメーカーは顧客サービスが少なくて残念。バイクは好きなんですけどね。
今年唯一見ておきたかったのが、TREKの「Madone SLR」。
試乗車はあったけれど、乗る勇気も待つ時間もなくて余裕でパス。でもこのシートポストの造形は実際に一目見ておきたかった。
おお!かっこいい!!
エアロ的な効果があるとかないとかですが、機能的な造形においてここまでチャレンジできるって素晴らしいですよね。こういうのがメーカーのアイコンになっていってほしいと願います。
ところで、大手総合自転車メーカーの出展が減っているのは気になるところ。このイベント自体が売りは上げに直接かかわらないからなのか、GIANTやMERIDA、SPECIALIZEDなどメジャーどころがいなかったのは「直接販売店へ来い」という意思表示なのでしょうか。
プライズものや物販エリアも充実。
なんだかんだで、写真を撮り忘れるくらい夢中になってあれこれブースを渡り歩きました。
個人的に嬉しかったのは、全国的にサイクルツーリズムの機運が高まっているのか、各県の情報コーナーがいつもにもまして充実していたところ。
自転車旅人としては、いまだ行ったことがない地の人と直接話してその土地の魅力やおススメポイントをお聞きしたり、ご当地サイクルマップをいただいたりできるのは本当に嬉しいんです。
関西からだと行きにくい、上信越や信州の情報が豊かだったのも個人的に嬉しかったポイント。
3月4日の朝イチから入って、出たのは正午ごろ。2時間少しの滞在でしたが十分楽しめました。
帰るころには駐輪場がいっぱい。
そうそう、このイベントで何気にすごいなと思うのが、この特設駐輪場。受付の方が万全のセキュリティーチェックをしてバイクを入退場させるのですが、これがなんと無料で利用できる。なんてサイクリストファーストなんでしょう。
で、これが今回のサイクルモードの戦利品。買ったりもらったりと持っていったリュックからはみ出るくらいの量になっちゃいました。
ここには載せていませんが、この3倍ほどの各種パンフレットもいただいています。
その中で嬉しかったものをいくつか紹介すると。
第3位 雑誌CYCLE SPORTSのおまけ(各100円)
→今使っているチネリのネックウォーマーやチネリの防水ウォレットの「替え」をゲット!
第2位 CAT EYEのバーエンドライト(1,500円)
→自転車旅用に欲しかったバーエンドライト(赤色灯)、安かったので思わず購入!
第1位 東京サンエスのカタログ(無料)
→あったらいいな…を必ずラインアップするわれらが東京サンエス。素晴らしい商品カタログだ!
ということで、今年も【CYCLE MODE RIDE OSAKA 2023】に行ってきましたよ。というお話でした。さっそく来年が楽しみだ!!
めでたし、めでたし。
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