あの北摂イベントが三たび帰ってきた!!そう、待ちに待った「ぽたんぷ3」です。
ワクワクが止まらないー!!
…そもそも「ぽたんぷ」って何?? という方は、過去の日記で紹介していますのでぜひご覧ください。(予習になります)
初参加のお話 北摂ライドイベント【ぽたんぷ】に参加しました(2021年12月)
二回目のお話【ぽたんぷ2】帰ってきた北摂ライドイベントに参加しました!(2022年7月)
過去の日記で詳しく紹介しているのでルールなどの説明は割愛しますが、前準備から楽しいのが「ぽたんぷ」です。
毎回送られてくるカッコかわいい「ゼッケンプレート」の取り付けと、ジャンケンポイントに必要な「ホシール」へのナンバー書き。個人的には2回目に引き続き、出会った人に差し上げる自己紹介カードを用意しました。
一般的なポイントラリーと違って、地元のサイクリストやお店との交流もこのイベントの大きな特徴なんです。友達100人できるかなー。
第3回目となる今回も「当日まで決して開けてはならない封筒」にマップが封じられています。
6時54分の日の出とともに行われる開会式をインスタライブで見ながら開封!この瞬間もたまらない。
開会式後はお家でモーニングを食べながら優雅にコース取りを考えます。で、結果が上のとおり。脚のある午前中に山エリアを回って午後から街中へ移動する作戦です。
総距離92km、「どこがポタリングやねーん♪」というお約束のツッコミも「ぽたんぷ」ならでは。
私のスタートはゆっくり目。10時前に北摂の自宅を出発します。
というのは朝寒いから。実はこの日の最高気温は12月10日にもかかわらず20℃の予報!?
1日の寒暖差が15度ほどあるのでウェアを選びきれず、だったらあったかくなってからスタート!という作戦です。
自宅からほど近く「北摂のラルプデュエズ」がファーストポイント。そして早速第1ぽたんぱーを発見!
朝一番、ラルプデュエズを登ってするジャンケンは格別です。(笑)
ここにはぽたんぷではないサイクリストもおられて、「初めまして」からいきなりジャンケンを始める我々に興味津々。「何をされているんですか??」「実はイベントをやってまして…」と、一般の方ともコミュニケーションが取れてしまうのはうれしい不可抗力。
次に向かったのは箕面市の丘の上にある「彩都なないろ公園」。府道1号線がラルプからの抜け道になっているのは地元民のみぞ知る情報です。
しかしこの公園のどこにチェックポイントの「ゆずるくん」がいるんだろう…と途方に暮れていると、向こうからぽたんぱーが。
「ゆずるくん、どこにあるかわかりました?」
「あ、この道沿いに展望台あるので、そこで曲がったら入れますよ」
なんていうアドバイスをもらったり。
うーん、こういうのいいなあ♪
そういえば、ぽたんぷフォトコンテストもあるわけですが、今回のテーマは「冬を感じる写真」
気温は20℃、かねてからの温暖化で12月中旬にも関わらず「燃えるような、秋真っ盛り」でした。
冬はいずこへ…(笑)
そんな季節だから、ポイントの「勝尾寺(かつおうじ)」は紅葉狩りの人でいっぱい。
受付には行列ができていて、とてもじゃないけどポイントの写真が撮れない。なので、サイクルラックでご勘弁。
ちなみにここでもサイクリストに話しかけられます。
「みなさんこのプレートつけて走ってますよね?」
「そうなんです。今日はぽたんぷというイベントをやっていて…」
「えー!知らなかった。次は絶対参加したいです。」
なんていうコミュニケーションも生まれました。
ちなみに高槻市~豊野町あたりの山間部エリアは日頃から定番コースとしてサイクリストが走っているので、ぽたんぷの方とそうでない方は半々くらいの印象でしたね。
「金石橋」。いつも妙見山にアタックする際に渡る小さな橋なんですが、まさかのぽたんぷポイント。
すくなくとも見栄えがする場所ではないのですが、北摂クライム民には定番のランドマークなのかも。
高槻~茨木~箕面~豊能といつもの山コースを走って4つのポイントをクリア。
時計がちょうど正午をさしたので、この近辺でランチタイムと行きましょう。
当然ぽたんぷチェックポイントのお店を選ぶので、行ったことのない「LAID-BACK」さんへ。
なぜなら、今無性にカレーが食べたいからなのです。
相がけカレー!!おいしそー!!(そして当然美味しい)
それにしてもルートや時間が悪いのか、なないろ公園以降誰にも会っていない…。
カレーを味わいながらLAID-BACKのママさんに「今日はあまり人に会わなくて…お店の方はぽたんぷの人って来られてます??」って聞いたら、「8時台にたくさんいらっしゃいましたよ。」って。
そんな早いのか!?北摂ぽたんぱー恐るべし…
豊能町から川西市へ、山の旅は続く。
おなかがいっぱいなので、下り基調なのはうれしいところ。
次のポイントは今まで存在も知らなくて興味津々だった「三ツ矢サイダー発祥の地」
…ということらしいです。
結構広めの敷地に何やら見学できそうな設備があるんだけれど、フェンスはクローズ。
たまたま今日がお休みなだけなのでしょうか?ちょっと残念。
そして、やはりこのポイントに誰もいない…。自転車旅では一人を満喫するのだけれど今日はたくさん人と触れ合いたい私。
ぽたんぷマップにはのべ50か所を超えるポイントが記されているのですが、中でも2か所、写真だけがヒントで場所が知らされない「秘密のポイント」があります。
今回はネットであれこれ検索して、それらしい場所を見つけてみました。
イベント終了したので大丈夫かな…見晴らしのいい絶景ポイントは宝塚市にある、「北雲雀きずきの森」の展望台でした。
まあ、とにかくここへ来るのには残虐な坂道を登らないといけません。これは本当にキツかったー。
そんな坂道の途中で下ってくるぽたんぱーと遭遇。あ!ラルプデュエズでお会いした人だ。
「この先キツイですよ~、頑張ってくださいね!」とエールと注意をいただきます。本当にありがたいです。
辛い登りの後にご褒美があるのはサイクリストの特権。
頂上からの景色がこれです。
うーん、素晴らしすぎる。あと暑い…(笑)
ともあれ疲れたので写真撮影のあと心肺と脚を休めていたら、後続のぽたんぱーがやってきました。
「がんばれー!もうゴールですよー!!」と思わず応援する私。そう、あの残虐な坂と戦ってきた人はもう仲間なんです。
そして息も絶え絶えなサイクリストに容赦なくジャンケンを挑む私もまた残虐♪
予定していたすべての山間部ポイントを回ったので、ようやく街エリアにフィールドを移します。
街中は高低差はないけれど、車の往来と信号によるストップ&ゴーがあるのでむしろ山より緊張気味。
そういえばインスタで仲良くなったフォロワーさんもぽたんぷに参加されていて「どこかで会えるといいね」と言っていたんですが、当方山ばかり走っていたのでまだ会えていない…
街中コース頑張らねば!!
ということで「瑞ヶ池公園の母子像」を華麗にクリア(やはり誰もいない…)
さすがに伊丹空港エリアには誰かいるだろう。
と思って来たものの、ここにも誰もいない…
今日のぽたんぷはなにかおかしい!?いや、私のルーティングが人の裏をいきすぎているのでしょうか??(結構ショック)
そして時間は15時30分。冬は日の傾きが早いですね。
ちなみに日の入りは16時54分。冬ともなると日没が16時台なのかと改めて驚きます。
ポイント収集にやっきになる時間帯でもないので、ここで作戦変更。
尼崎市の「田能資料館」で15時からぽたんぷの「ゴミ拾いビンゴ」が催されているので、うまくいけば合流できそうなのと、無理でも人はたくさんいるだろうからコミュニケーションとジャンケンに飢えた私を満たしてくれるはずだ!
とういう目論見で移動を開始します。
猪名川沿いに南下するだけで、あっという間に「田能資料館」に到着。ここも初めてですが、有名な遺跡の場所らしいですね。
到着したころには残念ながらゴミ拾いビンゴは終了。しかし想定どおりたくさんの人が集まっていたのでジャンケンには困りません。
そしてここでジャンケンをしていたら、なんとフォロワーさんとばったり!!
わお、なんて嬉しいサプライズ!
インスタでつながっていたけれど、お会いするのは初めて。想像どおり明るくて素敵な方(ご夫婦)でした。OYNさーん、また会いましょう!
こうやって、人をつなげるぽたんぷは本当に素晴らしいイベントです。
集まったぽたんぱーの自慢の愛車を拝見。
こ、これは…リカンベントの一種でしょうか?詳しくお話は聞けなかったけれど、これは本日の「動くチェックポイント」でもあったので、ここでチェック。
ほかにも金色に輝くブロンプトンだったり、弱ペダのコスプレ衣装であったり皆さんのこだわりが見られるのもうれしいですね。なぜか私のバイクも「写真撮らせてください」って言われてちょっと嬉しかったりもして。
ゴミ拾いができなかったので、最後の分別のお手伝いをさせてもらいました。
みなさん缶や瓶、大きいものは金網とか投げ捨てられたごみをしっかり回収しておられました。街をきれいにしていただきありがとうございます!
そういえば、田能資料館ではゲストライダーのかたもお見掛けしました。ブログやYoutube、インスタで見かける方を間近で見られたのも新鮮でしたね。
16時を回り、すっかり夕暮れ時。私のぽたんぷもここでゴールとさせてもらいましょう。
写真登録のページにすすんで、撮った写真をアップロードして。作業に10分くらいかかるので時間に余裕があるくらいでちょうどいい。
帰り際、手を振ってくれるフォロワーさんに別れを告げて、ここからはのんびり自宅までのライド…って20㎞あるやん…ということでもうひと踏ん張り。
なお、今回の「ぽたんぷ3」山側ルートでは本当に人に会えなかった…。なのでジャンケン回数も少なく、痛恨のゼッケン片側だけのシールになっちゃいましたとさ。
ということで、私の「ぽたんぷ3」はこうして幕を閉じました。
シールは少なかったものの、人との出会いやコミュニケーション、見たことがない、行ったことがない場所の発見など「得るものがとても大きいイベント」でした。
北摂という限定的なエリアで、きっと日々走っているだろう人、訪れているだろうお店と改めてつながる機会を創ってくれているんですね。
そして毎回書きますが「ぽたんぷ」は運営の皆さんのご尽力のおかげで成り立っています。もう3度目の参加ですが毎回毎回、運営のみなさんの頑張りには頭が下がります。
同じサイクリストとして参加以外で何か力になれることがないだろうか、といつも思っちゃいます。
今できるのは感謝の気持ちを表すことくらいですが「みなさん、本当にありがとうございました!!」
そしてまたの「ぽたんぷの機会」を楽しみにしています。
おしまい。
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