「名門大洋フェリー」でフェリー輪行【ツールド秋休み】山口編①

ツールド×旅Life

時は2018年の秋。少し昔の過去ライドの記録から。

大阪から遠方への自転車旅を計画する場合、まず思いつくのは「船旅」。それくらいに西行きの航路が多いのが大阪湾の特徴。この時も秋に少しまとまったお休みがとれたので、どこか遠くに行きたいなあ。ということで、迷わず船旅をチョイス。

過去には【フェリーさんふらわあ】に乗って「大分旅」「鹿児島旅」を行ったので、今回は初めて【名門大洋フェリー】を利用して、福岡県の新門司港までの航路を選択しました。

旅のメインは山口県。新門司港から関門海峡を渡り、山口県をぐるっと一周する計画です。

13時。さっそく旅ライドの装備を整えて出発。ちなみにこの旅では新たに【ROSWHEELのフレームバッグ】を導入。荷物の重量バランスを多少改善したいという試みですが、スローピングフレームにはちょっと似合っていない…。

プロローグに大阪南港までのライドを挟むのはもはやお約束。

淀川のサイクリングロードを南下し、大阪市内の水路にそって南港を目指してゆきます。強いて言うなら前回の鹿児島旅のプロローグにおいてフェリーへの乗船時間があまりにギリギリ過ぎたので、かなり前もって出発したことがポイント。

そんなこんなで特に盛り上がりもなく15時に到着。フェリーの出航が17時なのでかなり余裕をもって到着できたのは、過去旅での学習の成果ですね。

南港ATC直近のさんふらわあと違って、こちらは【南港フェリーターミナル】。ニュートラムの駅もひとつ違う場所になります。

うん!これだ。船への乗船はいつもワクワク感でテンションがあがります。

このカモメのマークが【名門大洋フェリー】のシンボルマーク。さんふらわあよりも心持ち小さな船なのは夕方発~早朝着の便で船内で寝ることが中心だからでしょうか。

お約束の船内探検をしますが、やはり船内もコンパクト。荷物預かりや自転車をおけるフリースペースもなかったので、バイクはベッドの横に。部屋の一番端のベッドを予約しておいて良かった。

夕食はターミナル周辺のコンビニ(※執筆現在はなくなってました)で買っておいたのですが、共有スペースが少なく埋まっていたので、やむなくベッドで食することに。

瀬戸内航路の夕方便は、甲板から橋のライトアップが見られるのがボーナスポイント。翌朝が早いのであまり夜更かしできませんが、瀬戸大橋までは見ていて大丈夫そうな時間帯ですね。

あと瀬戸内航路は、ずっとスマホの電波が入る状態で、わざわざ船の閉域wifiに登録する必要がないのもうれしいところ。大浴場で汗を流して、人の少なくなったデッキで売店で買ったお酒とおつまみを食しながらスマホで行程を組み立てるまったりタイム。移動を兼ねながらこういう時間がとれるのが船旅の魅力ですね!

明石海峡大橋の夜景をカメラに収めたら、なぜか瀬戸大橋以降はどうでもよくなったので、明日に備えて寝ることにしましょう。目が覚めたらもう福岡のはず。

プライバシーの確保されたシングルベッドで目を閉じると、そのまま眠りに落ちる私でした。

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