★このルートのおすすめポイント★
☆ MIMOCAにて、芸術家 猪熊弦一郎さんを知る
☆ 瀬戸大橋のたもとはスゴイ!ゴールドタワーと四国水族館を見る
☆ 鉄道輪行で瀬戸大橋を渡る!車窓から海を見下ろす貴重な体験
プロローグ、そして出オチ。
あ…足が痛ぁああああーーーーいい!!!💢(左足首)
はい。前日から懸念していた痛風の症状がココにきて本気を出しやがりました💦
もう歩いたり観光したりは絶望的なので、患部を氷で冷やしながら痛み止めを飲んで、かろうじてできるペダリングで、まっすぐゴールの坂出市に向かいます。
いと情けなし、、、😢
MIMOCA 猪熊弦一郎現代美術館
ただただ、国道を真っすぐに往く。これはもはや自転車旅ではないように思う😑
修行のようにペダルを回して、気が付いたらもう丸亀市まで戻ってきていました。
私の気持ちを察してか、天気まで陰鬱です。(笑)
駅前でふと目を引いて、立ち止まったのがここ。
看板には「MIMOCA」とあるけれど、いったいなんだろう。
よく見ると「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館」とあります。芸術にほとんど関心がない私でも、ふと足を止めてしまうくらいにはインパクトのある建物と壁画。こういう人の「感性」をなんらかつかむのが「芸術」なのかもしれませんね。
大きな壁画は、かわいいようでシュール、というくらいの感性とボキャブラリーしか持ち合わせていませんが、興味をもつには十分な印象を持ちました。
足の症状さえなければ、入館して作品鑑賞ができたのに…と悔やまれます。
瀬戸大橋のたもとで
湾岸沿いを走っていると、ひときわ目を引く建造物が。
ん!?金色の塔??
何やらあやしげな宗教関連施設なのかも…と訝しがりながら、その正体を確かめるべくハンドルを切ります。
うん。「金色」だ。あれだ「百式」だ!
昨日から「小麦畑の金」「金刀比羅宮の金」を見てきたし、過去ライドでは同じ香川県の小豆島「マルキン醤油の金」もあったので、きっと香川県民は「金」になにか思い入れが強いのでしょう。知らんけど😝
わかりやすい名称、その名も「ゴールドタワー」。やはり足の症状がなければ立ち寄っていたものを…
どうやら商業施設でもあり、展望施設でもあるような感じですね。瀬戸大橋ふもとのランドマークとしての存在感は抜群です。
この辺りは「宇多津(うたづ)」エリア。四国山地を挟んで徳島県には「うだつ」の町並みがあるので混同しやすいけど、間違ってはいけません。
その臨海公園の中にあるのが「四国水族館」。中国四国地方の中でも最大の水族館です。
やはり足の…(以下略)
臨海公園からは瀬戸大橋が見えます。
四国側の根元は坂出、岡山側の根元は児島になるのかな。遠景で見ても距離が凄いですね。
醤油と小麦で「うどん県」
この日のゴール地点である坂出市にあっという間に到着。
寄り道をしないとここまで移動は早いのか、とあらためて感じます。
お、何やら地元産業の本社がある様子。こういう地域の産物には目がないので、直売所とかないか調べてみましょう♪
おお!あったあった!!
ここは「鎌田醤油」江戸時代から200年以上の歴史を持つ蔵ですが、現在はいわゆる「だし醤油」に力を入れている模様です。
ここで出来たての?小パックを購入してお土産に。
朝食はホテルで済ませたので、ここでは昼食をいただきましょう。
これも当然「うどん」となります。立ち寄ったのは坂出駅の近くにある「こむぎや」さん。
アツアツのかま玉うどんに、ちくわの天ぷらを添えて。
美味しいうえに満腹です♪
昨日見た小麦畑、今日見た醤油、どちらも「うどん」に欠かせない主要な食材ですね。こういった産業に支えられて初めて「うどん県」となっているのでしょう。香川県おそるべし!
鉄道輪行で瀬戸大橋を渡る
往路は神戸からフェリーで高松へ来ましたが。復路はここ「坂出(さかいで)」から鉄道輪行で帰ります。
丸亀から坂出のエリアは瀬戸大橋を中心とした都市圏となっているので、鉄道は大きな駅舎と高架路線で形成されています。
坂出からは「特急マリンライナー」に乗車します。これで瀬戸大橋を渡り一路岡山まで行き、新幹線に乗り換えて大阪へ帰るというルートです。
JR四国の車両に乗るのは初めてだ!と意気込んでいたら、JR西日本の新快速車両が来たのでちょっとがっかり。
と思っていたら、最後尾車両が特別な感じになっているんですね。かっこいいぜ!!
いわゆるグリーン車扱いなのかな。
とはいえ、通常車両からでも瀬戸大橋の上で車窓から海を見下ろす、という貴重なロケーションを楽しむことができました。
このまま岡山で新幹線に乗り換えて、新大阪までわずか50分。当然船より電車が早いですね。でもフェリーの方がはるかに安い。
旅をしていると時間と距離とお金の「程よいバランス」をいろいろ考えちゃいます。
日頃の不摂生のせいで仕方がないですが、旅の2日目は単純に「移動」だけになっちゃいました。
1日目もライブ目的で観音寺を目指していたので、旅そのものにフォーカスしきることができなかったので、これはこれでいいか。と思ったりもします。
ローディー&自転車旅人としては、今回のように「何か別の目的に対する手段としての自転車移動」というコンセプトも積極的に取り入れていくのもいいですね。
ともかく楽しい旅になったことには間違いありません。
めでたし、めでたし。
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